新学術領域染色体オーケストレーションシステム(染色体OS)
GRANT-IN-AID FOR SCIENTIFIC RESEARCH ON INNOVATIVE AREAS
“CHROMOSOME ORCHESTRATION SYSTEM (CHROMOSOME OS)”
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“CHROMOSOME ORCHESTRATION SYSTEM (CHROMOSOME OS)”
第1回班会議報告
白髭班分担/東京大学分子細胞生物学研究所 岡田由紀
去る2015年10月9日、東京大学 向ヶ岡ファカルティハウスセミナールームにおいて、染色体OSの第1回班会議を、満を持して開催しました。記念すべきキックオフミーティングとなった本会には、各計画班の代表者とその研究室メンバー、アドバイザーが集い、「部屋の8割が埋まる人数が最も盛り上がる」という白髭総括の思惑を超えた満員御礼の盛会となりました。殆どの班員は染色体分野で互いに切磋琢磨してきた旧知の間柄ではありますが、これまでの個別の研究を礎にして「今、この班だからこそやりたいこと・できること」を再確認したと同時に、当班の大きな目標である「機能統合体としての染色体の理解」に向けたアプローチについて、学生・若手研究者も交えディスカッションしました。夢(妄想?!)が拡がりすぎて釘を刺される場面も見受けられるなど、第1回ならではの忌憚ないきめ細やかな議論ができたと思います。
今後の予定ですが、2016年3月には外国人アドバイザーを招聘しての班会議・国際会議開催、また4月からは第一期公募班員を迎えます。さらに当班は日本学術振興会の国際活動支援班にも採択されており、国際ハンズオンセミナーの開催なども企画しています。この班自体も「機能統合体」として班員が互いに連携し、円滑な前進を目指す所存です。
最後に、今回幹事として会場設営等にご尽力くださいました白髭研究室の皆様に、厚く御礼申し上げます。